こんにちは、kumaです!!
今回は社労士試験、過去2回の失敗談についてです。
勉強を進めていく中で、失敗したことを書いていきます。
『あー、わかるー、、、』
『それね、、、』
と共感する部分があろうかと思います。
失敗を踏まえて、そうならない工夫を伝えられたらと思います。

kuma
各科目を便宜上、以下の通りに略して説明するよ!!
■労働科目
・労基(労働基準法)
・安衛(労働安全衛生法)
・労災(労働者災害補償保険法)
・雇用(雇用保険法)
・徴収(労働保険の保険料の徴収等に関する法律)
・労一(労務管理その他の労働に関する一般常識)
■社保科目
・健保(健康保険法)
・国年(国民年金法)
・厚年(厚生年金保険法)
・社一(社会保険に関する一般常識)
労働科目の忘却
覚えたはずなのに、、、
労基、安衛、労災、雇用、徴収を年内に学習すると思います。
年始に労一、健保、国年、厚年、社一、法改正・統計白書という流れだと思います。
※労一のタイミングが予備校によって変わるかもしれません。
前半の労働科目は学習する時は、暗記する内容が蓄積していないので、
高い確率で覚えて年末年始を迎えます。

kuma
『その時は』完璧に近かったけど、
問題はここから。。。
社保科目に入ってから、暗記する内容は増え、
労働科目を復習する時間が一気になくなりました。
着々と社保科目を進めているうちに、『一度覚えたはず』の労働科目の内容が頭から抜けていきました。
一度学習した内容ではあるので、『完全に忘れた』わけではありませんが各条件が曖昧になりました。

kuma
・1週間変形労働の要件は?
・1ヶ月変形労働の要件は?
・雇用の求職者給付は何がある?
etc…
頭の中で記憶が曖昧になっているので、
あっちの規定とこっちの規定が脳内ですり替わっていることも。。。
忘却対策
・秒トレアプリを毎日使う。
→年始も労働科目に触れる回数を増やす。
ポイントは、正解・不正解を問わず、『触れる回数』を増やすことで、
忘れにくくすることだと思います。
【秒トレアプリの参考記事】

年金2法の混乱(国年・厚年)
混乱のはじまり
1年目に特に感じたことですが、国年と厚年は類似の規定が多いです。
なので、全体像を掴むと、とっつきやすい2科目になります。
その一方、それぞれ独自の規定もあります。
(法律が違うので当たり前ですが、、、)
その独自の規定が曖昧のまま、問題を解くと、見事に引っかかります。
テキストに戻って確認して、を繰り返すのですが、
年金2科目の問題集をやっている時期がゴールデンウィークを過ぎていると、
時間的な焦りと、労働科目の復習の時間もあるので、年金2法の曖昧論点が定着できず。。。
年金2法の対策
・共通論点と独自論点の違いを講座受講時に強く意識。
→混乱しやすいからこそ、受講時に一旦頭に入れるよう工夫。
・月刊社労士の有効活用。
→学習の初期の段階で全科目の問題が出題されます。
年内から年金2法に触れる回数を増やします。
【月間社労士の参考記事】

横断整理という沼
沼のはじまり
全科目の講義が終わると、「横断整理」みたいな講義があるかと思います。
(ない予備校もあるかもしれません。)
そこで、論点の比較一覧表を見ると、科目間の違いを知ると共に、
「あの科目でそんな論点あったかな、、、」
と、論点そのものの抜けに気付きます。

kuma
ここまでは横断整理の良いところだと思います。
沼にはまるのはこの後、、、
例えば、「罰則規定」の比較があります。
細かい内容は出題頻度が低いので良いのですが、
主たる罰則は覚えるかと思います。
健保と国年、厚年で罰則の範囲(内容)が違ったりします。
それで、改めて覚えようとしますが、またしても記憶の曖昧が起きてしまいます。
「これって健保の規定だっけ?厚年の規定だっけ?」
のように。。。
問題をといては、複数のテキストに戻るという、
時間と手間がかかる作業を繰り返すことに、、、
横断整理の対策
・横断整理は目的条文の比較だけに絞る。
→いろいろな比較をやりだすと直前期に時間の無駄につながる為。
・各論点については、各テキストで完結する。
→複数のテキストを行ったり来たりすると時間の浪費につながる為。
まとめ
受験経験者の方はいくつか当てはまるものがあったでしょうか。
また、初学者の方については、『そんなこともあるのか』と参考にして頂けたらと思います。
今回の実体験に基づく失敗談と、その対策については個人差はあると思います。
ベストな対策を計画して学習を進めてください。
次回は模試の使い方について書いてみようと思います。
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kuma